西洋朝顔

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●基本情報

名・由来 学名 Ipomoea nil  (Ipomoea:サツマイモ属 nil:藍色)
英名 morning-glory

ヒルガオ科サツマイモ属
和名

・日本朝顔(平安~薬用/江戸~観賞用)【午前3時~咲き9時頃には萎む】
・西洋朝顔(明治期に輸入)【夕方まで咲く】

歴史

元は朝咲く花(桔梗、ムクゲ等)を“朝顔”と呼んでいた。平安時代に渡来した頃は「朝の容花(かおばな)」と呼ばれていたが、この花が「朝顔」になり替わった。(元からある名を奪ったこと、輸入時期が平安であること…意図があるんでしょうね)

開花期・草丈 9~11月(短日性)
蔓性(我が家の垣根を覆ったので、10m以上伸びる)
反時計回りで1時間に1回転
年性・性質 蔓性一年草
植え場所

日当たりと風通しの良い場所。日本朝顔は夜間照明のない場所。

用土・植え方 有機質の多い肥沃な土壌(堆肥・腐葉土など鋤きこむ)
水やり 表土が乾いたら水やり。
肥料 元肥+1か月後~2w毎に液肥
剪定 本葉10枚頃に摘心→脇芽が伸びる。蔓は左巻きに誘引。
病害虫

うどん粉病、モザイク病、アブラムシ、ハダニ

増やし方

種蒔き:5,6月(発芽適温20℃以上
種:固く芽が出にくいので、一晩吸水させる
覆土:嫌光性なので1,2cmの覆土

薬用

種は毒性があるが、粉末にして「牽牛子(けんごし)」(下剤薬)として用いた。葉を刻んで便所の虫退治に用いたそうだ。

花言葉

「淡い恋」―日本朝顔のはかなさ(咲く時間が短い)
「結束」「愛情」―蔓で蔓延っていく強さと溢れんばかりの群花

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