ローズマリー

目次

●基本情報

名・由来

学名 Salvia rosmarinus
ラテン語のros(露・雫)+marinus(海の)=「海の雫」→海岸に自生

英名 rosemary
マリアがイエスを連れて逃げる際、白花の灌木に青いマントをかけて眠ると、白花が青色に変わり逃げることができた→その木を「マリアの薔薇」と呼んだという伝説
シソ科アキギリ属

和名

迷迭香(マンネンロウ)

開花期・草丈

4月。青紫。
30~200cm

甘く爽やかな香り

年性・性質

常緑低木(半匍匐性の場合→強風に対抗出来るよう枝が婉曲する。強風下ではそれがバネとなって強い立枝に育つが、弱風下ではだらしない枝となる)

植え場所

体感的に、日当たりは午後日陰でも可。何より風当りが良く土が乾燥しやすい場所。
高温多湿にやや弱いので排水性のよい土壌

用土・植え方

赤玉土小粒:腐葉土=7:3 +苦土石灰/すぐ植え石灰(酸性土壌を嫌う)

水やり 地植えは不要
肥料

不要(やせた土地に自生)

剪定 随時
病害虫 葉に白点があったらうどん粉病かも。
増やし方

伏せ木法:枝垂れた枝をU字形に曲げた針金で地面に固定し発根させる。
挿し木は容易だが、移植は嫌う。

薬用

ロスマリン酸(強力な抗酸化成分)を含有→「若返りのハーブ」
集中力・記憶力を高める→学生がこの枝葉で作った花冠をかぶる。認知症予防。
悪魔から守る神秘的な力をもつ→棺の上に小枝をのせる、花嫁の冠に編み込む
肉料理と相性が良い。

花言葉

「追憶」「思い出」「記憶」「貞節」「変わらぬ愛」「誠実」「親切」「私を思って」「静かな力強さ」「あなたは私を蘇らせる」

●ローズマリーの記事

目次