セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

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●基本情報

名・由来

学名 Solidago altissima
英名 Tall goldenrod
キク科アキノキリンソウ属 (秋の麒麟草の別名が「泡立草」

和名

背高泡立草 (サポニンを含んでおり水に混ぜると泡立つ)
別名 代萩

歴史

明治末に持ち込まれ、昭和初期には帰化。秋に花を咲かせるので養蜂家が繁殖に関わったが、その蜂蜜に独特の臭みがあり、評価されなかった。
日本ではススキが侵略を受けたが、北米ではススキが侵略的外来種としてセイタカアワダチソウの生息地を脅かしている。
要注意外来生物。日本の侵略的外来種ワースト100。

開花期・草丈

10~11月。黄色
1-2.5m

年性・性質

宿根草

生え場所 日当たり。湿地。乾燥した場所でもOK。
増え方 地下茎。虫媒花の為、花粉を飛ばすことはない(花粉症の原因は同時期に増えたブタクサ)
アレロパシー(多感作用)を持つ→根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出す。日本の植物で初めてアレロパシーが認められた、日本のアレロパシーの代表的植物。
薬用 煮出した液で入浴剤:肌を落ち着かせ、かゆみを和らげる。立ちのぼる湯気を吸い込み咳や痰、ぜんそくの緩和。
茎を乾燥したものは、すだれや、お茶などの材料
花言葉 「元氣」「生命力」―繁殖力、薬用であること
「唯我独尊」―アレロパシーで多種を滅ぼすこと

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