2014年。垣根もバッサリー裸同然で、あまりにもアケスケだったので朝顔を植えました。
「朝顔の蔓の自由を籬とす」(稲畑汀子)という思いです。
6月―右端に少し見えるのが在りし日の父

8月―朝顔がぐんぐん蔓を伸ばしています。
「とりつきて蕣上る柳哉」(正岡子規)の状況ですね。

9月―葉が垣根全面を覆いつくし、垣根代わりとなってくれました。
「朝顔となりおほせたる垣根哉」(正岡子規)

10月―朝顔が百花繚乱―ひしめき合って咲いています。
「朝顔の百花に蔓を葉を隠し」(鷹羽狩行)

花咲く様子をご覧ください。
9/2。ポツンと一輪ど真ん中。
ふと見るとあった―「嵐の夜あけ朝顔一つ咲き居たり」(尾崎放哉)という感じ。

10月上旬~中旬にかけて次々と花開いていきました。
「朝顔のひらきはじめてとどまらず」(鷹羽狩行)



10/18。↓左から右へと視線を移すと、手前が盛り上がっていますね。これは、朝顔が垣根の端まで来て庭木に蔓を伸ばし、直角に曲がって庭木を覆っているためです。


朝顔に囲まれて、「何も彼も庭は蕣だらけなり」(正岡子規)になってきました。
10/24&27。ドリルのような蕾が沢山天を衝いています。まぁ、美しいドリルですね~。


10/30。左が昼。右が夕方。
日本朝顔は「今日の色萎え朝顔の朝終る」(稲畑汀子)ですが、これは西洋朝顔なので、日中咲き続けます。そして、青春を経て、終わる時はピンク。萎れた後は赤く点在してアクセントになっています。


「朝顔でなければ見られぬ紫と桃色」(細見綾子)ですね~♪
かくして出来上がった景観がこちら↓


「朝顔の咲きも咲きたる陋居かな」(百合山羽公)
脚立に登って、しばし見惚れました―
もう、こんな光景は見られないでしょう。
今は、「青」に代わってレッドロビンの艶やかな「赤」が彩っています。