野茨(ノバラ)

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●基本情報

名・由来 学名 Rosa multiflora/ロサ ムルティフローラ)
multiflora:ラテン語で「花が多い」―白い花を沢山つけるから
和名 野茨/野薔薇
有棘のバラを茨(いばら)と呼んでいた→総称が固有名称へ。古名はウバラ(ウマラ)。
開花期・草丈 4-5月。白。(甘い香り。香水の原料/蜜蜂、熊鉢が来る)
3-5m。(他の木などに持たれて伸び、天辺から三方向に枝を突き出す)
葉/実 実は赤く熟した後、黒変。
年性・性質 落葉蔓性低木
植え場所 日当たり、風通し。夏は半日影。
用土・植え方 土質問わず
水やり 地植え不要
肥料 2月に寒肥
剪定 蔓が伸び続けるため、適宜剪定。
病害虫 耐病性強く、バラ苗の台木として利用される
増やし方 勝手に生えた
薬用 「営実」(えいじつ/火星の意)―瀉下薬、利尿薬の漢方
エイジツエキスは、おでき、にきび、腫れ物に効果。皮膚の保護作用、収れん作用、抗酸化性、美白性、保湿性、皮膚細胞の活性効果→化粧品成分に利用
花言葉 「美しい心」―十字形(聖なる形)で清楚な花姿
「あふれるばかりの善意」―覆いつくして全面白となるほど溢れるように咲く
「安全」「無事」―クレマチスが宿に植えられたことから

●野茨の記事

2017

2018

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