目次
●白黒
2017年―まだ植物が少ない頃。しかも10月。
むき出しの土の上を歩いているカマキリがいました。
「遠目にも蟷螂の貌こちら見る」(森理和)

茶褐色で地表を歩き回る習性―コカマキリですね。鎌の部分に黒っぽい帯があります。
「蟷螂の土色を濃く生きてをり」(伊藤白潮)
近づくと見上げてます。

「蟷螂が首を回して我を見る」(小林朱夏)
カメラを下げるとじっとこちらを警戒しています。
「蟷螂は半身に構へ振り向けり」(原田竜子)

時が止まった白黒写真のよう。
「蟷螂の長き凝視でありにけり」(三瀬教世)
●カラー
次に出逢ったのは10/30。
今度は叩きの上。逃げ場無しと思ったのか、頭を低くして威嚇しています。

「蟷螂の後退さる翅ひろげけり」(石田勝彦)
羽が奇麗ですね~。

「蟷螂の貌も構へも三角形」(水谷昭代)
帆船のようにも見え、低く構えたボクサーのようにも見え

はい、そんなに怖がらなくていいからね~♪