2017年10月:尻尾切れ
おや?ふと気づくと地面の上に、地面と同じ土色のトカゲ。
尻尾が切れてる。どっかで捕まりそうになったんだね~。

小学生の頃、トカゲを追い回したことがある。
何かの拍子に尾が切れ、その尾っぽが頭を取られた蛇のようにのたうち回っていた。
後で調べると、カナヘビだった。
・トカゲはツルツルしていて光沢がある。
・カナヘビはザラザラいていて乾いている。
横から見ると、この首をもたげた感じが蛇だね~。

でも蛇じゃない。だから、「蛇舅母」。
「舅母」(きゅうぼ)=母親の兄弟の妻→つまり、血縁のない他人。
「蛇舅母」→蛇に似てるけど別属だよ。でも、遠縁の蛇の妻だよ、という感じ。
う~む、意味深。
で、ちょっと考察。
●蛇とカナ蛇の関係は?(名の由来)
国常立神は、男根に擬せられることがある。男根をシンボルとする祭りは日本各地にあるが、東の横綱が川崎の金山神社の「かなまら祭」。西の横綱が小牧市の田縣神社の「豊年祭」のようだ。
また北極星信仰と習合してからは、北極星(太乙/太一)が国常立神、その周囲を巡る北斗八星(輔星アルコルを含む)が瀬織津姫とされた。
大日如来(→アマテル)を囲む八葉蓮華も同じ構図。
鍛冶の神は火を見続けて片目を失明するため「天目一箇神」(あめのまひとつのかみ)と呼ばれる。片目が潰れ、息を強く吹き出すようなとんがり口をしている「ひょっとこ(火男)」はこの神から来ている。(で、おかめ・ひょっとこはペアだし、おかめはおそらく亀=瀬織津姫だろうね)
北極星と北斗八星、大日如来と八葉蓮華、一つ目のひょっとことおかめ―いろいろ並べたけど、ここで言いたいのは、「国常立神:瀬織津姫=1:多」ということ。
ぶれずに真っ直ぐに立ち続けるだけでも、相当な胆力が必要。なので、その他すべてを受け持つのがペアである瀬織津姫の役割。その象徴が千手観音。正式には千手千眼観音だ。
一:千だね~。
千と名を変えられた千尋が出会ったのは、饒速水小白主(にぎはやみこはくぬし)という白龍だった。
ちはやふるで、千早に恋心を寄せるのは太一。
で、足のない蛇と足があるカナヘビ。
“ない”一本柱の男根のような蛇が国常立神で、“ある”カナヘビが瀬織津姫。
そう思うと、「愛蛇(かなへび)」が由来という説も頷けます。
また、両柱共に「金神」なので、「金蛇」という説も頷けます。
2019年5月初旬:タイムの森から
タイムの森から這い出てきていました。

おぉ、なんか、まさに“花道”を歩いているよう。
よく見ると尻尾の色が途中から変わっています。
おや、2017年秋に見かけたあいつ? カナヘビも10年生きると言われてるからね~。
でも、切れている位置が違うね~。
5月中旬:ミント林の中
スペアミントの中に見つけました。カナヘビは木にも登るからね~。



9月中旬:紫陽花の葉上で日向ぼっこ
アジサイの大きな葉の上で日向ぼっこ。

威風堂々

尻尾も健全なようです。

カナヘビが居ついてくれると、いろいろな昆虫を食べてくれるので嬉しい。
何より、瀬織津姫が守ってくれているような気がします。