目次
●草の上
2020年6月中旬―ユリオプスの上に何かうごめいている。

緑に囲まれて緑の螳螂。動かなければ気付かないかも。
「蟷螂の草にまぎれる薄みどり」(鈴木セツ)
こうしてみると、ほぼ草と同色。

「蟷螂の草の色して草の上」(岡野ひろ子)だね~。
その上を、ゆっくりと確実に移動していきます。見た感じ、おじいさんみたいな恰好ですがw

「蟷螂の葉を伝ひゐる確かさよ」(武田孝子)
●反り返り、構える
同年8月―おう、肩で風切って右目でこちらをしっかり見据えてガン垂れてますね~。

「緑眼の蟷螂生身の斧をあげ」(福田蓼汀)
こちらの出方を見守り、つつ、じっと鎌を構える蟷螂君。

「蟷螂の鎌を構へてしづかなり」(藤井彰二)
●一直線に這う
2021年10月―茎の上を真っ直ぐに這っています。

なんじゃこりゃ! 平ぺったーー!! ピッタリ茎と一体化w

「墓にのぼりて蟷螂が身を伸ばす」(廣瀬直人)ならぬ
“茎にのぼりて蟷螂が身を伸ばす”だね~。
紛れたり、反ったり、直線になったり・・・面白い蟷螂君たちでした。