目次
●卵鞘
2019年10月下旬―柚子の木にカマキリの卵鞘(らんしょう)発見。

2020年1月末―変わらぬ姿でそのままで。柚子はおいしくいただきましたw

●孵化
5月5日―折しも子供の日の朝、8時半頃見てみると、あ!孵化してる~!!

「蟷螂のしたたる如く現はるる」(松宮文代)だったんだろうね。その名残が伺えます。
そして、縦と横に散っています。

「蟷螂の仔のまだ縦に横に這ふ」(右城暮石)

近場の葉裏に身を潜めた集団は、生まれ合った仲間で寄り添っている感じ。
「現し世にかまきりの子の生れ合ふ」(伊藤白潮)
【動画】
●子群
あちこちで群を作っています。


「仔蟷螂親放れよくかたまれる」(右城暮石)


にぎやか~w。幼稚園児のようにも見えるし、もはや思春期の感じにも見える♪

にしても同じ色ですね~。初夏の風ですが↓
「蟷螂の子皆一色や秋の風」(原石鼎)
●構え
「小蟷螂かぼそき鎌を構へけり」(辰巳陽子)

構えはいっぱし―「子蟷螂その身構への親譲り」(松本峰春)です。
●透明
鎌腕は透けて、中の骨?が見えるかのよう。

「さかしまに尻上げ透くる子蟷螂」(渡邉美保)
手足もビニールのようです。

「ほそほそと蟷螂の子の透けてをり」(辻美奈子)
●着色
こちらの2匹は体色が変化しているようですね。
環境に合わせたか、もともとこの色か・・・にしても、この時の柚子の葉色は悪いね~。

緑であれば、「草々に草の色して子蟷螂」(小河原清江)になったかな。
●美しき旅立ち
歩き始めました。
意を決して一人行くその姿は凛々しく美しい。

「蟷螂の子が生まれ散る八方ヘ」(右城暮石)
けれど自然界―過酷な運命も待っています。
毎年秋には大きなカマキリを見かけますが、そこまで生き延びるのは何匹なんでしょう。