5月中旬―緑を背景に地上に星空が現れます。

上のように木の株元や、シャガの合間にびっしりと。

トキワツユクサですね。

蕾と花


赤紫の花柄が、とてもユニークで美しい花です。

この花の本来の名は「野博多唐草」。その由来がハッキリしませんが、そういう時は何かが隠されています。
調べると、昭和初期に「白斑博多唐草」として輸入された模様。白い斑入りの葉模様が博多織に似ている外来種(唐草)ということで名付けられたようで、それが野生化したものを「野博多唐草」と呼んだようです。
で、繁殖力が強いので、「要注意外来生物」→現在は「重点対策外来種」となりました。

さて、不可思議なのは、これに「常盤露草」と名付けたこと。
確かに露草と似た繁茂の仕方をします。
「常盤」は「常葉」=常緑樹(常磐木)のことで常緑植物に付けられます。が、野博多唐草は耐寒性が弱く冬は姿を消します。なのに何故、常葉(トキワ)と付けたの?
また、トキワと聞くと、私は「常盤御前」(義経の母)を思い出しますが、日本古来のゆかしいイメージがありますね。トキワが付くと、古代からの郷愁を呼び覚ますような日本人のハートに響く名になるわけです。
植物のことを何も知らない頃、「露草」と「常盤露草」という両名を知った時、てっきり「常盤露草」の方が古い植物(古来種)だと思い込んでいましたよ。
な~るほど、これね・・・と、自分が勘違いしたことで類推できました―露草を霞ませたかったんだ…。
ではなぜ? それはまたいずれ―
他の花と共に咲く様子―



葉の上に蜘蛛が

光ったガクの背景が緑なので、水濡れで透明化する花弁のように、透明化したように錯覚します。

雄蕊の周りには繊毛が密生しています。透明な繊毛の中に白点が点在していますが、どんな機能を持っているんでしょう。

最後は陰陽ペアで

謎々植物でした。