ナガサキアゲハが教えてくれた奇蹟

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●飛んだ!

葉隠れしていたナガサキアゲハ。

ナガサキアゲハ20170705-1(葉隠れ状態)

「思う存分、世界を楽しんでおいで」
「そして、いつでも帰ってきていいぞ」
そう、念を送りました。

と、ふと動き、フワッと羽ばたき、一度こちらに向かってきた後、ヒラリと木の上へ。

ナガサキアゲハ20170705-2(下から見た全容)

なんとまぁ貫禄のあること。
ダースベイダー?

●見せた!

そこから再び中に下りてきて、ロビンの葉に留まりました。

ナガサキアゲハ20170705-3(翅を広げた全容)

羽を広げた背中を見てくれと言わんばかり。

頭部の完璧なこと。

ナガサキアゲハ20170705-4(頭部)

仮面ライダーを思い出します。

肩から背中にかけてのたくましいこと。

ナガサキアゲハ20170705-5(光沢ある肩)

毛もフサフサ。

ナガサキアゲハ20170705-6(背中)

そして、尾状突起が無いことがナガサキアゲハの特徴です。

ナガサキアゲハ20170705-7(突起のない後翅)

この後、羽ばたいていきました。

●山伏の衣装「鈴懸」

さて、この後私は、調べ物の続きにとりかかりました。2017年当時、瀬織津姫と植物他の関連について、いろいろと調べていたのです。
この日は、庭にあるコデマリの考察の続きで、コデマリの別名スズカケ(鈴掛、鈴懸)があり、スズカケノキ(プラタナス)やスズカケソウまであることから「鈴懸」について調べ始めたのです。

詳細はいずれ書くかもですが、鈴懸草は→こういう花
花の付き方が実にユニーク! この先方が山伏の衣装に似ていることから‟鈴懸草”になったそう。
で、こちらが→山伏の衣装

確かに山伏の結袈裟にそっくり。でも、“結袈裟草”というのもね~。一般人からみたら、山伏の衣装総体を「鈴懸」というから「鈴懸草」でいいんじゃない―ということになったのでしょうかね。

でもなぜ、あの四角を組み合わせた衣装に鈴懸という名をつけたのか?
「鈴」は五鈷鈴を、「懸」は金胎の曼荼羅をかけて修行することを示しているそうです。
五鈷鈴は振鈴することで諸尊を目覚めさせ喜ばせる金剛鈴の一つ。金剛鈴は、独鈷・三鈷・五鈷・宝珠・宝塔の5種があります。表には出ませんが、独(一)は国常立神。三五は十五で十五夜お月様=瀬織津姫を表しているのでしょう。五鈷鈴は東、三鈷鈴は北に置くそうですから、合わせて対東北に向いているわけです(国常立神が封じられた方角)。

「金胎不二」とは、「金剛界と胎蔵は而二不二(ににふに:二つでありながら一体)」ということ。国常立神と瀬織津姫は二柱一体、日月一体、比翼連理ということですね。

なるほど、「鈴懸」の中に二柱が居ました。そもそも、修験道を開いた役行者は瀬織津姫信者(アンチ藤原)ですし、「山伏」とは「山に従う」(瀬織津姫に従う)という意味もあるのでしょう。

●「長絹」

ところで、山伏が登場するのは役小角(634-701)以降。では、それ以前は「鈴懸草」は何と呼ばれていたのか?
「長絹蔓」「長絹草」という別名がありました(←以前ヒットしたそのサイトは、今見当たりません。何故なんでしょう…)。

では、長絹(ちょうけん)って何?と調べると、「能における女舞の衣装」で、↓こういうのが出てきました。
観世九皐会所蔵の長絹

そして、【薔薇と枝垂桜の熨斗と流水に散桜文長絹】を発見←このサイトも見当たりませんが、それを見た時に衝撃が走りました。(当時のスクショを保管していましたので、それを上げますが…)
↓これって、

長絹(ちょうけん)―能における女舞の衣装

↓これじゃん!

ナガサキアゲハ20170705-9(翅を広げた全容)

「鈴懸」の衣装の形も、これじゃん!!
なら、「長絹」のチョウって、実は「蝶」じゃん!!!

しばし絶句・・・

●奇蹟

発見して驚きながら、
今朝ナガサキアゲハを見たばかりのその日に、このことを発見したという流れにも、改めて驚いていました。

これに気づかせるために、あのナガサキアゲハは、一度こちらに降りて来て、間近でその背中をじっと見せてくれていたのか??

そもそも、当時の私が瀬織津姫のことを調べていたことを知って、あのまだ小さな柚子に卵を産みに来たのか?
…などと、妄想は膨らみますが、「宇宙に偶然はない」と言いますからね~。

ナガサキアゲハの美しい群青と、スズカケソウの美しい紫色から「月がとっても青いから」を思い出しました。

歌詞に月と青と鈴懸が出てきますね。
そして、歌い方は「さぁ~帰ろう」ですが、歌詞は「サ、帰ろう」です。しかも、カタカナで!

これまでも、この作詞家は「サ(瀬織津姫)」のことを知っていたんだろうなぁ、と思うことがありましたが、この清水みのるさんという作詞家も知ってたんでしょうね~。

では最後に、美しき流星雨のような葉模様をどうぞ―

ナガサキアゲハ20170705-8(翅模様)
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