‟疾く揚羽”と‟蓄熱揚羽”の「動」と「静」【動画あり】

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●疾く揚羽

2019~20年当時は、スペアミントを茂らせていました。ミントコーヒーが好きだったことが一つ。もう一つは、スペアミントは茎がしっかりと真っ直ぐに立つので、他の植物の支えになるからです。植えたい植物があれば、その部分のミントを取り除いて、そこに植えるという具合でした。
その当時の動画を一つ…白花はこでまり。ピンクはコバノランタナです。

夏の蝶日かげ日なたと飛びにけり」(高浜虚子)ですね。

この後、コバノランタナをネットに這わせた結果、今では2階ベランダまで這い上がって、2階から迸り落ちる滝のようになっており、年中花を咲かせています。
遠くからでも発見しやすいのか、実はアゲハが最も群がるのがコバノランタナ。これめがけて飛んできます。

●蓄熱揚羽

さて、ミントでアゲハが一休み。
羽を広げて微動だにせず。寝てるのかね~、と思うほど。

スペアミントに休むアゲハ1
スペアミントに休むアゲハ2

揚羽蝶背を強き日に照らされし」(山口誓子)ですね。

梅雨時期でしたから日向ぼっこしていたんでしょう。
「チョウの羽はセンサーや放熱などの機能を持つ「生きた翼」であることが判明」という記事を読むと、蝶の羽根は実に優れた生体器官であると分かります。蝶の羽根には次のような機能があります。

  • 光のベクトルを検出するパネル→羽が太陽光の強度と方向を正確に検知
  • 羽にも体液があり、「羽の心臓(wing heart)」がある→体液の循環を援助。羽根温&体温調節(蓄熱&放熱)。
  • 羽にあるセンサーが、複雑な飛行パターンを可能にしている

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これらの研究が、効率的故に軽いソーラーパネルの開発、冷却材の設計、複雑な条件下で飛べる飛行機の開発等々…のヒントになっているようです。蝶って、すごいね。

スペアミントに休むアゲハ3
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