終末の世に俳句尽くしの黄水仙

水仙の記事をアップするにあたって、日本水仙と黄水仙(ラッパ水仙)のどちらを先にあげるか、やや悩んだ。
季節順で言えば、日本水仙は1-2月に咲き、黄水仙は3月なのだが、日本水仙が我が家に登場するのは2022年あたりからだ。なので、2018年からある黄水仙から挙げることにした。

目次

●「何もなき土より現れて黄水仙」(稲畑汀子)

まさに何も無き土からニョキニョキと立ち上がってきます(2018/3)。

萌え出ずる黄水仙の葉20180312

3月下旬―蕾が付きました。

萌え出ずる黄水仙の葉20180318-1

●「水仙の莟隆々苞の中」(山口青邨)

ほんと隆々として砲弾のようですね。

黄水仙の砲弾のような蕾20180318-2

●「前庭の隅を明るく黄水仙」(塩路五郎)

花開き庭の西の端。一輪でも太陽のごとく庭を明るくします。

黄水仙咲く20180321
黄水仙咲く20180322-1

●「俯ける首すぢ太し黄水仙」(小橋末吉)

大砲のごとく突き出す副花冠(ふくかかん) を太い首がしっかりと支えています。

黄水仙の後頭部20180324

まるで、庭の全植物にエネルギーを放射しているようですね~。

●「「終末」の世を照らすごと黄水仙」(鈴木阿久)

この記事は2018年の写真を基に書いていますが、書いているのは2026年。
2020年に「土の時代」から「風の時代」に入りました。
「風の時代」は、隠すことができない時代なので、コロナと共に闇が噴出し始め、その闇が出終わるのが2025年。この5年の移行期を経て今年から本格的に「風の時代」が始まります。

2025年はピリオドの年でした。「金のためなら何でもOK、人も自然も全てが商品」「人も自然もGDPの道具」と化した狂った時代の価値観にピリオドが打たれ、「信頼・倫理」の価値観が台頭した結果、膿が噴出しました。今年もまだまだ噴出が続き、「終末」の世相となるでしょう。同時に新たなスタートが切られる年です。

その土の時代に隠れて見えなかった諸々を黄水仙が照らし出しているように見えます。

庭の草草にエネルギーを与える黄水仙20180325-1


草草にエネルギーを与える黄水仙20180325-2
草草にエネルギーを与える黄水仙20180325-3
黄水仙の砲筒のような副花冠20180325

●「日に向かひ喇叭捧ぐる黄水仙」(小川玉泉)

花弁とガクからなる6枚の花被片(かひへん)(=ラッパ)から、鮮烈な音が迸っているように見えます。まるでアニメの効果線みたい。高らかなる音が聞こえてきそうです。高波動を放出してるんでしょうね。

黄水仙ツインラッパをかき鳴らす20180328

●「限りある生命を謳ふ黄水仙」(犬塚李里子)

同時に、自身も瑞々しい自然の中で命を謳歌しています。

謳歌する黄水仙2輪20180324-3
謳歌する黄水仙20180324-2

●「黄水仙どこにピントを当てようか」(林裕美子)

花弁・ガク・副花冠と3パーツで構成されていますが、すべて同一真っ黄色。
影がなければ形がわかりづらいし、背景が同系色であれば背景に埋もれてしまいますので、作者の気持ちが私なりにわかります。

葉に隠れた黄水仙20180322-3
黄水仙2輪20180326

光と影の中でクッキリと形が浮かび上がってきます。

仄かに照らされる黄水仙20180322
花弁が開きかけの黄水仙20180324
黄水仙の横顔20180331

●「黄水仙黄の一色の鮮烈な」(大橋敦子)

その黄一色の花のぐるりをご覧ください。

日に向かう黄水仙201803-1
日に向かう黄水仙201803-2
透過光の斜め向きの黄水仙201803-3
透過光の横向きの黄水仙201803-4
透過光の横向きの黄水仙201803-5
日に向かう透過光の後ろ姿の黄水仙201803-6

●オーブ?

水仙の直ぐな葉も美しいね~。

水仙の美しい剣葉20180327-1

ところで、葉の奥に見えるのは…4重の円が一杯見えるけど…ここに出てくるお仲間かしら。

水仙の剣葉の向こうに見えるオーブ?20180327-2
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