鉄砲百合

目次

●基本情報

名・由来 学名 Lilium longiflorum
英名 Easter lily
ユリ科 ユリ属
和名 鉄砲百合 
鉄砲:筒状で先端が開き横向きに咲く花姿がラッパ銃のよう。
百合:幾重もの鱗片が重なって1つの大きな球根を形成→たくさんの(百の)鱗片が合わさる→「百合」
古事記;伊須気余理比売命(いすきよりひめのみこと:神武天皇の后)の「余理」が転訛して「ゆり」になったとも
万葉;「由理」「由利」
歴史 室町時代に茶の湯が流行し、茶花の1つとしてスカシユリやひめゆり。
日本固有のユリとして知られ明治期に輸出→冠婚葬祭やイースターといった宗教的な行事に広く用いられている。白いユリは聖母マリアの処女性を象徴する花でもある。
開花期・草丈 6月。白。
50~200cm
年性・性質 球根。
日当たりの斜面、海岸の岩場や砂地などに自生。
植え場所 テッポウユリ系・スカシユリ系、他葉の細いユリは日当たり。
オリエンタル系・ヒメサユリなど葉の広いユリは明るい半日陰。
過湿は嫌うが、乾燥にも弱いので西日は避ける。
用土・植え方 鹿沼土:腐葉土=7:3。
ユリは球根の上下から根が出る。球根を肥育する下根と、発芽後に茎を支える上根。上根をしっかり張らせるために深植えにする。元肥を入れた土をかぶせるとよく育つ。
深さ30㎝の穴を掘り、20㎝の深さに植える。球根同士の間隔は15~20cm。マルチングして地温上昇を抑える。
水やり 地植えは不要。
鉢植えは乾いたらたっぷり。梅雨や秋の長雨の時期は軒下へ。
肥料 芽が伸び始める3〜4月に芽出し肥(緩効性肥料)。
花が終わった6〜7月に緩効性肥料。
剪定・他 咲き終わった花を摘む(種をつけると球根の栄養を奪うので)
病害虫 梅雨時期に風通しが悪いと、葉が茶褐色に変色して枯れる葉枯病、立ち枯れ病。緑の濃淡の筋模様が出たらモザイク病。
ウイルスを媒介するアブラムシを駆除する。
増やし方 連作障害を起こすので、庭植えの場合は3年に一度植え替え。
鉢植えは毎年植え替え。植え替え時期は10月(葉が枯れ始めた時)。
ユリの球根は乾燥を防ぐための表皮がないので、掘りあげたらすぐに新しい土へ植え替える。
薬効 ユリ根:ヤマユリやオニユリの球根は祭りのご馳走
花言葉 「純潔」「無垢」  清楚な白
「偽れない威厳」  真っ直ぐで品格ある佇まい
「甘美」     優しく甘い香り

●鉄砲百合の記事

目次