福寿草

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●基本情報

名・由来 学名 Adonis Ramosa (猪に突かれて死んだアドニスのギリシャ神話から)
英名 Pheasant’s eye (雉の目)

キンポウゲ科フクジュソウ属
和名 福寿草
元日草・朔日草(ついたちそう)ー旧暦正月に咲くから
江戸時代:福告ぐ草(フクツグソウ)
歴史 平安時代に渡来。室町時代に俳句に登場。
開花期・草丈 2~4月。向日性(太陽の方を向き、パラボラアンテナのように熱を集める→その熱で虫を誘引しているらしい)
15~30cm
年性・性質 宿根草(晩春のころから葉を枯らし落葉)
植え場所 落葉樹林の下、明るい日陰。斜面(水はけのよい場所)
芽出しから開花までは午前中日の当たる場所、葉が固まるころからは木漏れ日下。直射日光で葉焼け
用土・植え方 赤玉土:腐葉土=7:3。
根が太く大きいので、鉢は大きめで深めのもの
重い土を好む
固くまっすぐな根を真下に伸ばしていきます。細かなひげ根もないので、保水性も必要
水やり 地植え不要
花後、芽出し以降はたっぷりと水
落葉後は多湿は禁物だが、適度の湿り気。梅雨時期は軒下へ。
肥料 元肥として緩効性化成肥料を1株当たり数粒入れると効果的
2週間に1回液体肥料を施す
葉の展開している期間が短いため、花後すぐに置き肥をしてしっかり肥培する。10月頃、追加で置き肥
剪定・他 花が終わりかけたら花茎ごと切り取る(種がつくと株が弱ることがあるそう)
病害虫 花後に灰色かび病
芽に黒いすす状のものが出たら炭そ病やウイルス病
ナメクジやヨトウムシの食害、アブラムシの発生
増やし方 2年に1回植え替えの時に株分け(9-10月)。
黒くなっている古根は切る
毒性 フキノトウと間違えて誤食しやすいほか、若葉がヨモギの葉に似ている。症状は嘔吐、呼吸困難、心臓麻痺などで、重症の場合は死亡する
花言葉 「幸せを招く」「永久の幸福」「思い出」

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