水仙

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●基本情報

名・由来 学名 Narcissus(ナルキッソス)
ギリシャ語で「ナルケ(麻痺)」だという説(根に毒がある)と、ギリシャ神話に登場する青年ナルキッソスの名前だという説
英名 daffodil(ダフォディル)

ヒガンバナ科スイセン属(ナルキッスス属)
和名 雪中花(セッチュウカ)
歴史 平安時代に渡来。室町時代に俳句に登場。
開花期・草丈 1月中旬~4月。太陽の方向に花が向く(日照が少ないと咲かない)
10~50cm。(原種系は低く、洋種系は高い)
種類 ラッパズイセン、八重咲きスイセン、房咲きスイセン、口紅スイセンなどがあり、咲く時期が異なるが夏(6月)には枯れて休眠する。
年性・性質 球根植物
植え場所 10~6月まで、日の当たる場所。
球根を地植えのままにするには、地温が上がると球根の肥大が悪くなるので、落葉樹下の木漏れ日の当たるところなどが理想的
用土・植え方 赤玉土:腐葉土=7:3。
砂質土壌を好む。乾燥気味に育てる。
球根2つ分くらいの深さに植える。球根と球根の間隔が8~10cmくらい。3年くらいは植えっぱなしの方が花立ちが良くなるそう。
水やり 地植えは不要。
鉢植えは、10~2月まで土が乾いたらしっかり水やり。
6月頃に葉が枯れたら控え、15℃以下になり始めたら水やりを再開。
肥料 不要
剪定・他 茎が弱いので風に当たると簡単に折れる→支柱
病害虫
増やし方 葉(球根)が込みすぎて日光不足になり、花立ちが悪くなったら植え替え。
地上部が枯れたら(6月)掘り上げて分球し、
15℃以下になる日が続くようになったら(10月)植え付け。
薬用 「水仙根」ー腫れ物、乳腺炎、乳房炎や肩こりの患部に貼る
「水仙花」ー子宮の諸症、月経不順に煎液を飲む
*全草に毒―ニラと間違えて葉を食べ発汗、嘔吐、頭痛。球根の致死量は10gだそう。
花言葉 「うぬぼれ」「自己愛」―ギリシャ神話ナルキッソスの物語から
花色別もある。

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