紫陽花(アジサイ)

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●基本情報

名・由来 Hydrangea 「水」の意
アジサイ属(ハイドランジア属)のうち、椀状や円錐状の花序をつける植物の総称。アジサイがオランダにわたって品種改良され、西洋アジサイ「ハイドランジア」として里帰り。
アジサイ科アジサイ属
和名 紫陽花 (日陰の紫陽花は枝を伸ばし、太陽を仰ぎ見るように咲きます。陽を見る紫の花―まるでアマテルと瀬織津姫のようです)
花色が変わるので「七変化」「八仙花」
万葉集に「安治佐為」→“治め、安んじることを為す(平和にする)佐(瀬織津姫)”というところかな。(“水”だし)
開花期・草丈 6~7月。酸性土質で青、アルカリ土質で赤。
1~2m

葉には青酸物質があるそう(食中毒事件もあるので注意)。カタツムリがアジサイの葉を食べないのに葉に乗っかってくるのは、他の虫が来ないから?

年性・性質 落葉低木(日本原産)
植え場所 半日影(湿気)。日当たりで花付きがよくなるが、当たり過ぎると花色があせる。
用土・植え方 赤玉土:腐葉土=6:4
やや湿り気のある肥よくな土壌
水やり 乾く夏場は毎日(マルチングして表土が乾きにくくするとよい)
肥料 2月に寒肥(グリーンパイル)
剪定 花芽が形成される8月以降に剪定はしない。
今年伸びた枝には花芽を付けず、昨年伸びた枝の葉の付け根に花芽を付け、それが翌年咲く→「2年枝に花が付く」
(花芽は今咲いている花の2節下の葉の脇に着く)
病害虫 うどんこ病、モザイク病、斑点病、炭そ病
増やし方 挿し木:梅雨時期に花が咲いていない枝を3節カット(4節目の上)し、4枚葉を残し、内2枚は半分にカット。水揚げ後、赤玉土に挿すと3週間ほどで発根。
取り木:柔らかい枝をU字針金で地面に留める。そこから発根して独立株になる。
薬用 花→乾燥させ湯で煎じて飲む「解熱」
蕾、葉、根は有毒(毒性成分は未確定)
花言葉 青 「知的」「神秘的」「冷淡」「浮気」
赤 「強い愛情」「元気な女性」
白 「寛容」「一途な愛情」

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