木瓜(ボケ)

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●基本情報

名・由来 学名 Chaenomeles speciosa
Chaenomeles 古代ギリシャ語で「口をあける」「あくび」
speciosa ラテン語で「素晴らしい」「派手」「美しい」
(確かに口を丸く開けたような花の形。あくびとは面白いね)
英名 Japanese quince
クインスはマルメロ→マルメロやカリンなどのような香りのよい果実をつける。
バラ科ボケ属
和名 木瓜 (もっか、もこう、もけ、ぼっか)
“実が瓜の形に似ていることから木になる瓜”とのことだが、枝に直接実がくっついてる不思議感。指にくっついてる「爪(つめ)」のよう。
開花期・草丈 3~5月。朱色。
大きくなっても3m
葉/根 乾燥すると葉が落ちる
年性・性質 落葉低木
植え場所 日当たり。乾き過ぎは根を痛めるのでマルチング(→雑草などが埋めてくれます)
用土・植え方 赤玉土:腐葉土=7:3。
水やり 日照りが続くとき以外は不要
肥料 2月に寒肥(グリーンパイル)
剪定 縦横無尽の暴れ枝。空中に展開する赤花も見事なので、好きな形に剪定。7月中旬に古枝に花芽が付く
病害虫 赤星病:葉に黄やオレンジ色の斑点
根頭ガン腫病:根に大きなコブ
(いずれも木酢液300倍で予防)
増やし方 挿し木
薬用・他 「木瓜実(モッカジツ)」/利尿、整腸、咳止め、疲労回復、冷え性、不眠、鎮痛・鎮痙
ボケ酒はスッキリしてうまい!
花言葉 「先駆者」「妖精の輝き」―他の花に先駆けて、葉がないのに輝くような赤花をつけるから

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