ヤブラン(藪蘭)

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●基本情報

名・由来 学名 Liriope muscari
リリオペはギリシア神話のニンフ、レイリオペ(Leiriope、ナルキッソスの母)から。
英名 Summer muscari
ムスカリに似て夏に咲くため。
和名 藪蘭
(葉の形がオリヅルランに似ており藪や日陰に咲く)
地方名 テッポウダマ(福島県)、ネコノメ(新潟県)ジャガヒゲ(岐阜県)、インノシポ(鹿児島県)
開花期・草丈 7月~10月。紫の細長い葡萄状の花(実は緑色から黒紫色へ変化)
20~40cm
株の中央から細葉が伸びて八方に広がる。夏の強い直射日光で葉焼けを起こすことがある。
年性・性質 多年草
植え場所 問わず
用土・植え方 問わず。ただ、野生種が落ち葉の積もった木陰の傾斜地に生えていることが多いということは肥沃な地→腐葉土を混ぜておく。
水やり 地植え不要
肥料 不要
剪定 新葉は株の中央付近から、古葉を縫って出てくる。新葉を奇麗に伸ばすためには、芽吹く前に古葉を剪定しておく(好み)。
病害虫 ナメクジ(コーヒー殻=カフェインを撒く)
炭疽病(葉の表面に赤褐色で楕円形の病斑)←窒素過多
増やし方 3〜4年に1度、3-4月か9-10月に株分け(一株に3~5芽)
薬用 「麦門冬」―根に大豆大の塊があり、この塊を乾燥させて煎じたものが漢方→滋養強壮・咳止め・催乳の効果。
花言葉 「忍耐」「謙虚」「謙遜」「隠された心」/木陰、葉陰で咲く

●ヤブランの記事

2017

2018

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