【レッドロビン治療】1月:剪定・リキダス・トップジン

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1/16:天辺剪定

レッドロビンの病葉 2021

薬剤を散布する前に、駄目な葉は取ってしまおうと脚立を出す。頭の部分を薙ぎ払って15~20センチほど低くした。
ここにひどい葉が沢山あったが、多すぎて撮る暇なし(写真は、3月に取ったものなので、役目を終えて褐変した落葉も含まれているようです。当時はそこまで見極めていませんでしたが)。中程にある病葉も取る。若芽が出ている周りの病葉は程度に関わらず撤去。


トップジンとベンレートは、ごま色斑点病対策では定番で出てくる名前で、まずはトップジンから。手動式噴霧器(手動で加圧して噴霧)で手間がかかった。

1/20:リキダス散布

リキダス」は、次の4種の混合活力剤

根の張りを良くするコリン、
植物に活力を与えるミネラル(カルシウム・鉄・銅・亜鉛・モリブデン)、
そのミネラルを植物が吸収しやすくするフルボ酸、
土壌微生物のエサとなるアミノ酸

フルボ酸によって微生物が活性化し、有機物の分解が進んで植物が吸収できるようになる。また、フルボ酸のキレート効果(モノを掴んだり離したりする効果)によって、アミノ酸を摑まえ、微生物が過剰にアミノ酸を食べてしまうのを防ぎ、植物に送り届けることができるそうだ。
なので、「リキダス+液肥」を混合すると、フルボ酸が液肥を摑まえて植物に運ぶため、液肥の効果が上がるらしい。

また、フルボ酸は、そのキレート(結合)性質から土壌中に団粒構造を形成し、通気性・排水性・保水性を高め根張りを良くする。自然界が作り出したスーパーな物質だ。

暑すぎたり寒すぎたりして植物の体力が奪われている時、肥料を与えると枯れてしまう。こういう時に、リキダスのような活力剤は効果があるとのこと。
ハイビスカスなど耐寒性のない植物を冬越しする場合に用いるのもいいようだ。
200倍で土壌散布、葉面散布もできる。

1/25:病葉摘み(内側)


樹木下の落葉清掃。シャガを掻き分け落ち葉拾い。

1/30:垣根(部分)と柚子に自家製農薬散布


柚子の葉にミミズばれ模様―エカキムシ(ハモグリバエの幼虫)だ。
妻が作った自家製農薬(酢とニンニク↓)を噴霧。
家庭菜園用簡単手作り虫除けスプレーの作り方

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