2/3&7:【薬剤散布2回目】トップジン
トップジンとベンレートは、ごま色斑点病対策では定番で出てくる名前で、まずはトップジンから。手動式噴霧器(手動で加圧して噴霧)で手間がかかるため、2回目に分けて実施。
2/06:病葉摘み(外側)
剪定、病葉撤去、トップジン散布2回(3週間)、活力剤リキダス散布、グリーンパイル打ち込み(年間栄養補給)、とやってきた。落葉も翌年の発生源になるとのことなので、シャガなど掻き分け落ち葉拾い。柚子ハモグリバエの病葉撤去。
2/18:【薬剤散布3回目】ボルドー液
気になっていたのは、ボルドー液
- 120年の歴史をもつ農薬で、病原菌に対する殺菌効果と、植物の病害抵抗性を強める二つの働きがある。
- 収穫前日数や回数の制限もなく、有機農産物に使用できる。
- 何より、「ごま色斑点病」に効果が見られた記事がある。
効くメカニズムは、
―と言うことなし。これはすごいと「ICボルドー66D」を購入。

とてもスーパーなのだが、まくと葉が白濁する。なので、鑑賞するわけではない果樹などの作物にはいいかもしれないが、垣根などは見栄えが悪くなるので、葉狩でスカスカになるくらいの酷い被害を受けたとき以外は使いづらいかも。
2/28:【薬剤散布4回目】トップジン
紅葉が萌え始めるのが3/20頃だから、それまでになるべく抑えたい。ボルドー効果の持続性がわからないが、葉に乾燥した白濁がついている間は大丈夫なのだろうと判断。が、散布後にどんどん芽吹いている赤い新芽にはボルドーはかかっていない。薬剤は2週間間隔で散布する必要があると書かれている。もう10日たち、この日曜日を逃すとさらに1週間が経過してしまうので、感染するのではないかと気が気ではない。
が、この美しい紅葉にボルドーの白濁はちょっと気が引ける。一方で、トップジンとボルドーの混用は避けるように書かれてある。え、ボルドーの後にトップジンはいけないの??
混用を避ける理由はわからないままだが、ともあれトップジンを散布した。
↑この頃の葛藤が懐かしいね~。今は2週間~1か月ごとに木酢液300倍+ニーム1000倍の混合液の散布のみなのでシンプルかつ楽です
●電気式噴霧器 ガーデンマスター GT-10V
使い勝手がとてもよかった。
- 薬剤を10L作れるので、垣根全体を1回で済ませるのにちょうどよい。
- 10Lとキリがいいので、希釈する際の薬剤量を測るのが簡単。
- 間口が広いので、粉薬もオイルも風呂場のシャワーのジェットで簡単に攪拌できる。
- コンセントにさして電源供給するのでパワーは十分。気持ちよく噴霧できた。
- モーター音は周囲を気にしなくていいくらい。
- タンクを置いて動けるので軽快に動ける。
- ホースが10mあるので、垣根の端まで届く。
- 外側から撒くときは、電源の延長コード併用で十分。
- ノズルを伸ばせるので、垣根の上から満遍なく撒ける。
- ノズルを突っ込んで撒けるので、混み合っている葉にも薬剤が行き渡る。
- ノズルの先が枝に引っかかると角度が変わるが、枝を傷つけなくてよい。
- 噴射口の角度を手軽に変えられるのがよい。
- 噴射口が2つあるので、木の真ん中で向きを逆にして回転させながら噴霧するのも面白かった。
これは、樹木への薬剤散布だけでなく、庭への液肥や活力剤散布にも役だった。
*ガーデンマスターは今でも2週間に一度は活躍しています。使用後に風呂場でアルミのノズルを分解し、ホースなども湯通し洗浄したりするときが実に気持ちいいw。釣り人が釣り竿をを大事にする感覚がわかります。
2025/7に、ノズルのパッキンが劣化で切れて漏れるようになった。上述の通り頻繁に使っていたので4年半は持った方なのかな。手入れしてあるのでノズル本体はピカピカだが、パッキンをどうしたものか…只今は、セロテープをパッキン代わりにして応急対処中。