5/03 レッドロビンの合理性
3月に入ると始まったレッドロビンの赤葉展開。
3月末には全山真っ赤となり、鮮やかな日々を楽しんだ。
4月下旬になると徐々に変色し始め、現在美しい新緑が顔をそろえ始めている。
この4月中下旬からの2週間ほどの間に新旧交代による大量の落ち葉があり、シャガの上に降り注いだ。古葉を落とすために春疾風が吹く―自然は協力し合ってるなぁと思う。
レッドロビンは、総当たり戦で一斉に新葉を開かせた後、日が射さない場所や不要な場所の葉は一斉に落とし始める。見切りがとても早い。もさもさ茂っていると、あっという間に菌にやられるので、とても合理的なやり方だと思う。
しかも、この落とし始める時期に春疾風が吹き荒れる。枝を強く揺さぶり、不要葉を落とすのを手伝っている。自然界はうまくできているなぁと、つくづく思った。
さて、葉枯れ(変色)によって不要枝を教えてくれる今の時期は不要枝の剪定の見極めにとてもいい。
混み合っている個所にも必ず何か問題がある。時に枝の流れを変えてやるとうまく収まることもある。枝が柔らかい今の時期がチャンスだ。というわけで、日々剪定や枝の誘引などやっている。



<美しい枯葉>
木が見切りをつけた葉は、とても美しい赤→茶になっていく。

元氣な成葉がそのまま茶褐色に変身したかのような奇麗さだ。だから、いわゆる老葉となって、カサカサのしわくちゃになって枯れ落ちるのではなく、ピンとして成葉のまま、葉色だけが褐変して落ちて行く。こんなにも美しく褐変するのかと驚いたものだ。
その褐変スピードにも驚く。秋の枯葉のように、時間をかけてジワジワと枯れていくのではなく、ほんの一両日の間にあっと言う間に褐変している。だから、菌がついて繁殖する暇もないので奇麗なまま落ちるのだろう。

この褐変の仕方を見ていて「見切りをつける」という表現がピッタリだと思った。春、あらゆるところに総当たりで一斉に葉をつけて、日が当たらないと判断した個所からはサッサと葉を落として風通しを良くしていく。
この時、落とすと決めた葉には、人で言うところの免疫を断っているのだろう。免疫を断たれた葉は見る間に生気を失い、外形は美しいままだが中が死んでいくわけだ。つくづく、植物の健康は、自らの免疫によって維持されていると実感した。
5/04 ニーム漬けバークチップを吊るす(チャドクガ&スズメバチ除け)
今年は寒椿にチャドクガ幼虫の発生がなかったが、ニームをまいていたおかげだと思う。
一方、早速スズメバチを見かけた。レッドロビンの葉の上に止まっていたが…剪定後などの樹脂を吸いに来たのかも。
以前、レッドロビンの樹間にスズメバチが巣を作りかけたことがあった。剪定を頼んだ植木屋さんが発見して処理してくれたが、木の内部によい空間があったので、花も近いし適からは守れるしで目をつけたのだろう。
昨年、そのスズメバチを見なかったのも、木酢液&ニーム散布のおかげだろう。スズメバチも煙の臭い&ニームを嫌がるようだ。
そこで、ニーム漬けのバークチップを洗濯網に入れて寒椿&レッドロビンに吊るした。チャドクガ&スズメバチ除けだ。

5/10 ニーム木酢350倍散布(寒椿チャドクガ忌避)
明日から曇りまたは雨が1週間ほど続くので、今日の晴れは貴重だ。
折しもアンビルフロアブルを撒いて10日。我が家のロビンに病変の葉はさほど見当たらないので、化学薬品は終わりにして、今日はニーム1000倍&木酢350倍の混合液を撒いた。野薔薇、柚子、ドリフトローズにも撒いて害虫退散だ。
近隣のレッドロビンは次々にごま色斑点病にやられている。新紅が新緑に変わって、今が瑞々しい黄緑を楽しめる絶好の日々だというのに、見るも痛々しい。手を打つだけで、通り行く人々に活力を与えるのに、と残念だ。
5/19 ニーム木酢300倍散布
孫と畑を自転車で散歩。レッドロビンの垣根があったが、全ての葉がやられていた。それもかなりひどい病葉で壊滅状態。まぁ…見事なものだ。
前回の散布以降、雨続きだったのでなかなかチャンスがなかったが、昨日今日と久々にそこそこいい天気。センニンソウにもさび病菌がついたし、ロビンの新緑もしっかりしてきたので、殺菌のため木酢液300倍を散布することにした。
木酢液は水分子を細かくするため吸収がいいので、合わせるニームオイルは5ml(10ℓなので2000倍)。ロビン、柚子、寒椿、センニンソウ、薔薇に散布。
5/29 ニーム木酢400倍散布 第2次新葉の去年今年
去年は、天辺を刈り取ったせいで、この時期は天辺が再び赤い絨毯のようになっていた。
今年も第2次新葉が萌出でているが、天辺から上に伸びる枝が間隔を置いて出ていて、全面赤ではない。つまり、葉は十分足りていて補完の要なしということだろう。木のありように余力を感じる。
だから、今度は縦の成長の方に力を注ぐことができる。これが本来のロビンの在り方なのだろう。



5/30↓

さて、前回の散布から10日ぶり。葉は相変わらずすこぶる健康だ。ニーム1000倍と木酢液400倍の混合液を散布した。