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●葉が榎の葉
2018年7月。何だか面白い雑草を見つけた。

葉が榎に似ているから「榎草」と言うそうだが、確かに葉っぱは榎そっくり。
変わっているのは、棒状の花の直下にある葉っぱ。何コレ?

●雄花の下に雌花
下は8月のものだが、編み笠のような葉から花が出ている。

この棒状の赤い花は雄花。

雄花は咲き終わると雄蕊ごと真下の編み笠葉に落ちる。「編み笠草」という名はこの葉からついた。

すると、編み笠葉の基部にある雌花とくっ付いて受粉。なんともユニークな実のつけ方。面白いね~♪
●7月
下は2020年7月。葉の脇からことごとく雌花が出ているね~。天辺にある雄花が落ちた時に、地面に落ちる前のどこかで受け止めることができるかもだね。

●8月
8月になると雄花もわんさか出ています。

●9月
下は9月のもの。さらに雌花がひしめき合って、雄花を落とさないぞという“氣合”を感じますw

でも、天辺の雄花は随分斜めってるんだよね~w。これは赤い花びらが散った後、落下させるためか?

でも、右上の葉はしっかり受け止めてるね~。真っ直ぐな時に受け止めたのかな。
●10月
更に下は10月下旬。もはや雌花タワーと化していいる!

天辺の雄花の周りは、もはや蟻の逃げ場すらないほど、雄花を漏らさぬ体制です。

まるで中央に立つ如来と、如来を支える蓮華座のようですね。
日が経つほどに雌花が充実していく、まことユニークな植物でした。
●エノキグサの美
縦(雄花)と横(雌花)がきちんと役割分担しています。
雄花は雌花に支えられて立ち続け、役目を終えて倒れる時に雌花が優しく受け止める。そこで雌花に抱かれて子孫を残す―
役割分担と相互協力―自然はかくも美しい。

陰陽の在り方を教えてくれる素敵な植物でした。