2019年4月、訳の分からないロゼットが伸びてきた。

小さいけれど、ゴツゴツとした存在感。
頭部のあれは、花か? 葉も表は濃い緑なのに、裏は真っ白―この鮮やかな対比。

約1か月後、変わらぬ姿で立ち続けている、そして子連れになっていた。

朝日の中の子連れ狼…

5月末頃には、花後の実が膨らんでいますね~。

さて、この雑草の名は?
順に参りましょう。
花が終わった後の綿毛が毛羽立つ→蓬ける様子からホウケグサと呼ばれ、それがホウコグサ→ハハコグサに転訛したという説があるのが母子草。(真綿草、ホーコという方言名がある)
母子草は、春の七草の一つゴギョウ(御形)であり、葉で草餅などを作ったそう(餅草という方言名がある)。その昔、雛祭りの時に厄除けのために人形(ひとがた)を川に流したそうで、その人形を御形と呼んでいた。そのスックトした立ち姿に人形を見たのだろうか。
この人形とホウコが合わさって、母子になったのかもしれない。
で、その母子草に似ているけど、母子草の花は黄色い。こちらは花が地味な茶色でゴツゴツとした感じの植物なので父子草と名付けたよう。大きさは、父子草の方が小さい。
こちらは、葉裏が真っ白な裏白父子草。裏白父子草は母子草より大きくなるようだ。なので、在来種の父子草は侵略されつつある。他に父子草モドキがある。