「撫子」は「舞子」―その踊り子の名は?

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●2017年6月庭植え。

2017年6月、撫子と桔梗が絶滅危惧種と知って、何としても守らねばと思いつつホームセンターに行ったら両者とも売っていたので、早速買いました。撫子は白とピンク。

河原撫子201706購入(白・ピンク)

即庭植え。

河原撫子201706庭植(白・ピンク)

●「撫子」は「舞子」

「撫」=扌(手)+無。
「5本指のある手のひら」+「人の舞う姿」の象形。
へぇ~、無って「舞う姿」だったんだ~。確かに、無の元になった象形を見ると着物を着た人が立って舞っている姿に見えます。
「無」とは舞い続け、「かつ結び、かつ消え」(対生成・対消滅)を繰り返し続ける永遠。

「撫」の字から、五本の指と手をひらひらさせて舞う姿が浮かびます。

河原撫子201706白の花弁(拡大)
河原撫子201706ピンクの花弁(拡大)

それに子が付いた→「撫子」(なでしこ)は「舞子」(まいこ)だったんですね~。驚き。

舞うにもいろいろな姿がありますが、これを見てどういう舞を連想しますか↓(私の連想は最後)

河原撫子201706庭植え後の白
河原撫子201706ピンク立ち姿1

●では、その舞子の名は?

ところで、「舞う」と言えば、そして日本最初の舞子(踊り子)として思い浮かぶのはアメノウズメでしょう。
アメノウズメは天照を岩戸から引き出すきっかけを作った踊り子(→つまりはアマテルのペア)。

その後、天皇行事を司った猿女氏の祖。猿は太陽神の使い。その“女”とくれば…瀬織津姫。

アメノウズメにはいろんな当て字がありますが、「天鈿女」とあります。鈿は「デン・テン/かんざし」ですから、「うず」という呼び方はありません。なのに、なぜこの漢字を当てたのか?
「鈿」は日本で作られた国字です。宝玉や金・銀をはめ込んだ平たくて面積のある豪華なかんざし→高貴な女人のかんざしを表現するためにわざわざ作られました。

「田」は稲妻と「ゴロゴロという音の表現」からできた文字でカミナリを表しています。「田」の字に雷神が隠れているわけです。

雷光を「稲妻」と呼んだのは、稲にとって雷=雨は恵みだから。稲は水に支えられて真っすぐに立ち、黄金の穂を実らせます。水平の水と垂直の金―そう、瀬織津姫と国常立神ですね。銀に光る雷光は水を呼び、金の稲を実らせる。つまり、雷光も瀬織津姫なので、稲(国常立神)の妻なのです。

ゴロゴロという“かみ鳴り”も“神なり”→神がおなりになった合図でしょう。その神とは“火水”→火の浄化と水の浄化を司る浄化の神―つまり、瀬織津姫でしょう。

これがわかると、平安貴族が雷を恐れた理由がわかります。彼らが瀬織津姫を封じたからです。貴族にとって雷は神(瀬織津姫)の祟りでした。

閑話休題。
「鈿」→この字で、金銀・平たい・高貴な女人をイメージします。また、
「金+田」→「金の雷神」=坤の金神・瀬織津姫ですよね。

つまり、「鈿」の一字で瀬織津姫を表しているのです。さすれば「天鈿女」って、ストレートに瀬織津姫を指しているよね~。

天鈿女が高らかに舞っています―

河原撫子201706下から仰ぎ見た立ち姿(白)
河原撫子201706下から仰ぎ見た立ち姿(ピンク)

●阿波踊り

さて、私が連想するのは「阿波踊り」―腕を上げて踊る姿を彷彿とします(盆踊りなどもそうですね~)。下の写真は、まるで川の流れのよう。
そして、白やピンクの撫子が黄(稲穂)を支えているかのよう。あるいは、本体は銀龍であり青龍ですが、金の光を纏う金神です。・・・なるほど、阿波踊りって、龍神・瀬織津姫のお通りだったんですね~♪

徳島阿波踊り2016切手


確か、手の表情の美しさもコンテストの対象になっていた気がしますが…手のヒラも花ビラも美しい。

河原撫子201706横から見た花弁(白)
河原撫子201706横から見た花弁(ピンク)

<続く>

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